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基本のピザ

小麦粉をこねて丸く、薄くした生地の上にさまざまな具をのせたものを
ピザ(Pizza)といいます。イタリアからアメリカへと広まり、今ではさまざまな具、形、ソースのものが世界中で親しまれています。

生地にトマトソースを薄く塗り、野菜や肉、魚介などの具とチーズをのせたものが定番ですが、トマトソースを用いないピザやチーズを使わないものもあります。トマトソースを用いないものを「ビアンカ」といいます。

アメリカのピザはイタリアのものと比べ生地が厚いパンピザが主流です。中でも特に高さのあるパンを用い、チーズや具がたっぷりのものを「シカゴピザ」と言うそうです。

ここでは、イタリア流の薄いピザをご紹介します。エキストラ・バージン・オイル、トマトソース、モッツァレッラチーズ・・・とイタリアを代表する食材でいただきましょう。

パンチェッタ

スパゲッティ・ア・ラ・カルボナーラ・・・といえば、カロリーを気にしつつもやめられない! という方が多いのではないでしょうか? 生のベーコンとニンニクをたっぷりのバターで炒め、生クリームにチーズ、卵黄を加えた、非常にこってりとしたソースでいただくパスタです。
このカルボナーラに欠かせないのが、パンチェッタ(Panncetta)です。
カルボナーラだけでなく、スープの出しとして利用したり、生ハムのようにしてそのままいただくこともできます。

材料はいたってシンプル・・・豚バラ肉と黒コショウ、そして塩だけです。作り方も簡単ですし、色々な用途に利用できますから、是非、手作りしてみてください。

ラザニア

イタリア料理といえば、パスタ(Pasta)ですよね?
スパゲティやマカロニ、ラザニア、ニョッキ・・・長いものも短いものも、穴の空いたもの、団子状のもの・・・など、小麦を加工した食品は何でも! パスタです。

ラザニア(Lasahne)は、板状のパスタで縁が波だっているのが特徴です。スパ下ディなどの麺類と異なり、形が多少?いびつでもへっちゃらです。ホウレン草を混ぜ込んで手作りならではのアレンジをしてみると楽しいです。ホワイトソースとミートソースも手作りしてはどうでしょう?いずれも作りおきができますから、おやすみの日にまとめて手作りするのもいいですね。

モッツァレッラチーズ

イタリアのチーズといえば? チーズの王様パルメザンチーズ、あっさりとしていながら舌触りが滑らかなリコッタチーズ、そして独特の弾力と歯ごたえがたまらないモッツァレッラチーズ・・・そのまま食べても、パスタやピザにのせても、おいしく召し上がれます。

ちなみに、モッツァレッラとは、イタリア語で「引きちぎる」を意味する「mozzare」に由来します。パスタフィラーラというイタリア南部独特の製法によって作られ、凝縮した乳(カード)にお湯を注いで練り、モチモチと弾力が出てきたところを「引きちぎって」整形するところからきています。リコッタチーズや、マスカルポーネと同様、熟成行程を経ないフレッシュチーズに分類されます。

オイルサーディン

カタクチイワシを塩漬けにしたものを「アンチョビ」、油漬けにしたものを「オイルサーディン」といい、イタリアやスペインではパンに挟んだり、ピザやパスタに用いたりして親しまれています。

日本でも缶詰や瓶詰めで売っていますが、新鮮なイワシが手に入ったら、是非、ご家庭で手作りしてみてはどうでしょう?そのままフィレをパスタにのせたり、ペーストにしてパンに塗っても栄養満点です。

アーリオオーリオ

ホウレン草のソテーです。ホウレン草のバター炒めは、単品としても、またメインの肉料理の付け合せとしても人気ですが、バターの代わりにオリーブオイル、特にエクストラ・バージン・オイルを使うことで、グンと地中海の味?がしてきます。
エクストラ・バージン・オイルというのは、オリーブオイルのなかでも最高級とされます。その良質な香りと味を楽しむために、フレッシュサラダにバルサミコ酢といっしょにかけたり、パンにバター代わりに塗って食べたりもします。

オリーブオイルは、イタリア、ギリシア、スペインなど、地中海地方で好んで用いられます。オレイン酸を多く含むことから、固まりにくく、食用以外にも薬品や化粧品などに用いられます。

イカ墨パスタソース

「セピア色」というと? 黒茶色のレトロな色合いですよね。あれは、イカ墨やタコの墨から作られた絵の具「セピア」という言葉からきています。セピアというのは、ギリシアで「甲イカ」を意味するのです。

イカ墨は、日本では、イカ墨入りの塩辛「黒作り」として食される以外、沖縄でしか馴染みがありませんが、地中海地方、特にイタリアやスペインでは、イカ墨スパゲッティなど、パスタのソースに用いたり、パエリアに混ぜたりして定番の食材です。タコの墨よりもねっとりとしていることから料理に使いやすいのです。

カポナータ

イタリアの地中海に近い地方では、フランス料理の「ラタトィユ」(ズッキーニなどの野菜をオリーブオイルとトマトソースで炒めて煮込んだ料理)に似た、「野菜のごった煮」ともいうべき料理をよく見かけます。

南イタリアのシチリア島の伝統的なごった煮料理は、「カポナータ(Caponata)」
です。フランスのラタトゥユとの違いは、ラタトォユの主役がズッキーニであるのに対し、カポナータは、シチリア半島名産のナスの料理だということ、ナスをオリーブオイルで揚げて味付けにワインビネガーを用いることから、「揚げナスの甘酢煮」に近いイメージです。

トマトソース(サルサ・ポモドーロ)

トマトソース(サルサ・ポモドーロ)は、イタリア料理の基本のソースのひとつです。この基本のソースをマスターすれば、その応用でミートソースなどを作ることができます。トマトソースに夏野菜のナスなどを加えたスパゲッティは素朴で根強い人気があります。また、トマトソースにひき肉を加えてボリュームをアップしたミートソースも、子どもから大人まで大好きな味ですよね。

是非、この二つのソースをマスターし、いろいろに応用してください。

チャンボッタ

フランスの南プロヴァンスやニースの料理の「ラタトゥユ」は、ズッキーニやナス、ピーマンなどをオリーブオイルで炒め、トマトとワインで煮込んだ料理です。「ラタトゥユ」の「ラタ」とは、「ごった煮」、「トゥユ」は、「かき混ぜる」を意味します。野菜のごった煮といったところでしょうか。イタリアにも同じような野菜の料理があります。

たとえば、「カポナータ」は、シチリア半島の伝統的なナスの料理です。ナスの甘酢煮といった感じです。

ズッキーニ

最近のスーパーの野菜売り場では、たくさんの新顔を見かけるようになりました。お馴染みの緑色のピーマンだけでなく黄色や赤色のカラフルなピーマン、フルーツトマト・・・そしてきゅうりのようなかぼちゃのような・・・ズッキーニ! もの珍しから買ってきてはみたものの、どう調理していいかわからない、ということが多いのではないでしょうか?

ペンネ

イタリア料理においてパスタは欠かせない存在です。スパゲッティに使われるロングパスタ以外にも、マカロニやペンネなどのショートパスタや、板状のパスタであるラザニアや、団子状のニョッキ、また詰め物を入れたラビオリなどもパスタの仲間です。小麦を加工した食品を全般的にパスタというのです。

ペンネ(Penne)は、イタリア語のpenna(羽、ペン)の複数形です。形がペンの先に似ていることからそう呼ばれます。ペンの先に似た形状で、2?3cmの筒状のパスタ全般がペンネです。表面に細かい溝があるお馴染みものは、ペンネ・リガーテで、ソースが絡みやすくなっています。

パスティエーラ

イタリアのドルチェ(デザート)というと、一時期日本でもブームとなったティラミスがあまりにも有名です。ティラミスもそうですが、チーズを使ったドルチェはまだまだたくさんあります。

イタリアのナポリを代表するドルチェのひとつが、「パスティーラ」です。イタリアで冬のクリスマスのケーキといえば、パネトーネ。そして春のお祭り、復活祭のケーキは、ことナポリではこのパスティエーラです。クリームやフルーツなどトッピングのない、シンプルなホールケーキですが、レシピによっては12個も卵を使うというほど、栄養満点のケーキです。リコッタチーズのなめならかな口当たりは、きっと期待を裏切りませんよ!

リコッタチーズ

イタリア原産のチーズには、「チーズの王様」といわれるパルメザンチーズのほかにも、リコッタチーズと呼ばれるチーズがあります。「リコッタ(ricotta)」とは、「ri(再び)」「cotta(煮る)」という意味です。チーズを製造する過程で大量に出来る副産物、ホエーを「再度」「煮詰めた」ことからこの名前があります。
ホエーというのは、乳清のことで、牛乳から乳脂肪分やカゼインなどを取り除いたものでチーズを作るときに固形物から分離してできます。ヨーグルトを放置しておくと上部に液体がたまったのを見たことがあるのではないでしょうか?あれが乳清です。栄養があり、脂質が低い、優良食品です。
リコッタチーズは、低脂肪で乳糖が多いことから、さっぱりとした、ほんのり甘い、裏ごし豆腐のような舌触りです。

バルサミコ酢

黒に近い濃い茶色で、独特の香りでファンが多い、バルサミコ酢は、オリーブオイルと同様、イタリア料理に欠かすことができないものです。バルサミコ(Balsamico)というのは、「芳香がある」という意味のイタリア語です。その名の通り、他の酢にはない独特の芳香を放ちます。また、ブドウを原材料とする果実酢であることから、甘みもあり、アイスクリームなどデザートの隠し味に用いられることもあります。

次ぎにご紹介するのは、このバルサミコ酢とオリーブオイルの風味が絶妙にマッチした、豚肉のソテーです。豚肉は、酸味が加わるとさっぱりとおいしくいただけます。白ワインはお肉をやわらかくする効果があります。

オッソ・ブーコ

北イタリアの最大の都市ミラノは、ミラノコレクションで有名なファッションの街です。ミラノは、首都ローマに次ぐ、イタリアで2番目に大きな都市です。
トマトを多用する南イタリアと異なり、フランスやスイスに近い北イタリアでは独自の料理が発達しました。牛のブイオン、サフラン、骨髄、バター、それにパルメザンチーズで作った「ミラノ風リゾット」もそうですが、今回ご紹介する「オッソ・ブーコ(Osso buco)」も、煮込んでいるなかで骨髄のゼラチン質が独特の風味ととろみをつけてくれる料理です。

ミラノ風カツレツ

北イタリアのミラノは、イタリアの首都ローマに次ぐ、北イタリア最大の都市です。ミラノコレクションなど、ファッション関連の産業が盛んで、おしゃれな街としても有名ですよね。

そのミラノの名物のカツレツが「ミラノ風カツレツ」です。揚げないで、少量の油で炒め焼きした、やや薄めのカツです。表面に格子状の模様が付いているところが特徴です。豚肉は肉たたきなどで軽くたたき、伸ばすことで見た目にボリュームがアップします。経済的な家庭料理です。


マレンゴ風揚げ卵

北イタリアのミラノとジェノワの間に、マレンゴ(Marengo)という村があります。そこで作られる名物卵料理が「Oenfs fruits a la Marengo(ウー フリ ア ラ マレンゴ)」です。少量の油で揚げた卵にハムやマッシュルームのソースを絡めていただく手軽な料理です。トーストした食パンにのせていただきます。

忙しい朝にぴったりの料理です。これに牛乳とサラダを加えれば栄養満点です!

卵とチーズのポタージュ

「ポタージュ ミル ファンティ(Potage mille fanti)(チーズ入りイタリア風のかき卵スープ)」は、チーズとパン粉を入れて、溶いた卵を入れたスープです。イタリア風のかき卵汁、といった感じでしょうか。「ミルmille」というのは、「たくさん」という意味です。卵がチーズやパンを包んで小さく固まってたくさん浮き上がってくることからこの名前がつきました。

パン粉とチーズが入っていることから、腹持ちがよく、意外とボリュームがある栄養満点のスープです。簡単にできるので是非、挑戦してください。

パネトーネ

「パネトーネ」は、イタリアのクリスマス用の菓子パンです。バターと卵がたっぷりと入った贅沢な菓子パンです。レーズンやオレンジピール、ドレンチェリーなど、ドライフルーツをふんだんに練りこんだ、風味豊かな味です。ドライフルーツをラム酒に漬ける時間が長いほど日持ちがします。

バターがたっぷり入った生地なので、生地がだれないように発酵の温度は低くして時間をかけます。

イタリアンメレンゲ

ふんわりとした口当たりが滑らかなムースは、甘いものが苦手な人にも人気のあるデザートです。「ムース(Mousse)」には、「苔(こけ)」という意味と「泡」という意味があります。ビロードを敷き詰めたようなやわらかい苔のような口当たりと、ふわっとはかない泡の感じがみごとにマッチしたのが、ムースの特徴です。この「泡」を長持ちさせるよう、独自の工夫をしたのが、イタリアンメレンゲです。

ムースに入れるメレンゲは、種に混ぜたあとに火を通さないで仕上げたあとに気泡がつぶれて軽く仕上がらないことがあります。それを防ぐために熱いシロップを使って卵白に火を通す方法で作ったメレンゲを「イタリアンメレンゲ」というのです。

リゾット

リゾット(Risotto)は、イタリアの北部で米をバターで炒め、スープとサフランを加えて炊いたものが原型となり、イタリア全土に普及しました。現在では、イタリアのどのレストランでもみかける定番メニューです。

今回ご紹介するのは、エンドウ豆の緑色の彩りが美しいリゾットです。すりおろしたパルメザンチーズがとろりと絡み、芯が残る程度に炊いたアルデンテのお米の口当たりを楽しんでいただきたいメニューです。
日曜日のブランチに是非、どうぞ!


パルメザンチーズ

イタリアを代表するチーズ、パルメザンチーズ、は、イタリアのどの家庭の冷蔵庫を覗いても必ずあるほどイタリアでは欠かせない素材です。イタリアチーズの王様として、これを担保に銀行からお金を借りることもできるほどの貴重なチーズ。また、このチーズは味の決め手となることから「台所のハズバンド(夫)」と呼ばれることもあります。塊のままバルサミコ酢に浸してもおいしいですよ!

ミネストローネスープ

イタリア語で「ごちゃ混ぜ」という意味の「ミネストローネ(minestrone)」。名前の通り、具沢山のイタリアのスープです。
野菜や豆、パスタなど、ふんだんに入れた、ごった煮風スープです。トマトの酸味が生きたイタリアを代表する野菜スープです。決まった材料もレシピもありません。季節に合わせ、地方の風土を活かし、さらに各家庭のお母さんの味の料理です。

トマトとニンニク、玉ネギ、そしてオリーブ・オイルとブイヨンを基本の材料として、あとは、お好みの季節のお野菜・・・ジャガイモやニンジン、キャベツ、セロリ、さやいんげん、ズッキーニなど・・・を具だくさんに入れます。お米やショートパスタを入れれば、ボリュームも出ます。日曜日のブランチや、ランチに、これ一皿で十分です。

牛肉のたたきのカルパッチョ

イタリアの、特にヴェネチア地方の肉料理にカルパッチョ(Carpaccio)という料理があります。生の牛肉を薄切りにしたものです。マスタードを加えたマヨネーズを網の目状にかけたり、パルメザンチーズのスライスとオリーブオイルをかけたりしていただきます。

「カルパッチョ」という名前は、イタリアの画家、ヴィットーレ・カルパッチョに由来します。生の牛肉の赤とマヨネーズソースの赤と白の配色が、彼の作品の色使いに似ているところからの連想です。

アーティチョークのサワークリームソース

今回ご紹介するのは、アーティチョークを用いた、アンティパスト(前菜)です。アーティチョークは、日本ではまだまだ馴染みの薄い食材ですが、イタリア料理やフランス料理では、酢漬けにしたものをボイルしたチキンと合わせてサラダにしたり、と、食卓によく登場する夏野菜です。和名は「チョウセンアザミ」です。初夏から秋口まで、イタリアの市場では山積みにされたアーティチョークをよく見かけます。

ゆでたものは、ジャガイモに似たしこしことした軽い歯ざわりを楽しめます。日本では生のものは手に入りにくいので、瓶詰めのものを使うと良いでしょう。

ブルスケッタ

ブルスケッタ(Bruschetta)は、イタリアでおつまみや前菜として用いられる、イタリア中部の郷土料理です。スライスしたバケットにオリーブオイルをかけ、オーブンやフライパンで軽く焼いた上に、ケッカーソースをのせ、オイルサーディンや、バジルなどのハーブなどをのせていただく料理です。ケッカーソースというのは、トマトとバジルの風味が爽やかなイタリアのソースです。


ベシャメルソース

イタリア料理というと? オリーブオイルやオリーブの実、トマトソース、およびそれらを使ったパスタ料理やピッツァを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 確かにこれもイタリア料理ですが・・・でもこれは地中海に面した南イタリアの料理の特徴です。イタリアの北部は、フランスやスイスと接しており、その影響からミルクを使った料理・・・バターや生クリームをふんだんに使った濃厚なソースが特徴です。

ニョッキ&トマトソース

ニョッキは、古代ローマの時代からイタリアで作られてきたパスタの一種です。ジャガイモと小麦粉の組み合わせで作ります。ジャガイモの代わりにかぼちゃを使ったものや、ほうれん草やリコッタチーズを使ったものなどいろいろなバリエーションがあります。

ティラミス

イタリア料理のデザートというと、「ティラミス」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?コーヒーをココアをたっぷりと使った、濃厚な味は病みつきになる人も多いはず! チーズがデザートしてこんなにおいしくなってしまうなんて、本当に不思議ですよね。チーズは、是非、マスカルポーネを使ってください。ティラミスの風味はこのチーズで決まります。作り方は以外に簡単! 是非、試してみてください。

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